風水気学研究所(御堂龍児事務所)

風水とは、大地を流れる<気>を読み取り、コントロールする技術であり、自然と人間の調和を考える「共生の思想」なのです。

02月

中村勘三郎さんの命式

先日、四柱推命の講義で生徒さんから中村勘三郎さんはまだ若かったのに、どうして亡くなってしまったのでしょううか?と質問がありました。

四柱推命では生年月日、時間を十干と十二支の並んだ命式におき変えて、その五行の強弱から運を読み取っていきます。

故中村勘三郎さんの命式は次のようになります。

*出生時間は故人の顔立ちと今までの出来事に合わせての私の推測です。

        時     日     月     年

        癸(水)  辛(金)  辛(金)  乙(木)

        巳(火)  卯(木)  巳(火)  未(土)

    58歳  48歳  38歳  28歳  18歳  8歳

    乙(木) 丙(火) 丁(火) 戊(土) 己(土) 庚(金) 

    亥(水) 子(水) 丑(土) 寅(木) 卯(木) 辰(土)

中村勘三郎さんは辛金の生まれで、この日主を助ける五行エネルギーが他にないので従勢格となります。つまり木火の運がよくて金水の運を嫌います。

辛金の人は礼儀正しくて、他人の気持ちを大切にする人です。内面的には理想主義者で神経質な人です。興味や趣味の幅が広くて何でもこなします。そのため時に器用貧乏となることがありますが、運の後押しがあるとその世界の雄となって大活躍します。

この方は歌舞伎界の伝統の中にあって、様々な新しい企画で古いワクを破り多くの人の心を捉えたパワフルな人です。

確かに運の流れは木火の五行が並び故人の夢と理想を後押ししてくれました。

ところが48歳丙子という大きな運の流れから水の運が入ってきて、夢に身体がついていかない、お酒の飲みすぎが大きなマイナスとなる要注意の時期になりました。

早い時期にお酒のことを制限していれば・・・と悔やまれる部分です。

48歳丙子の子と58歳乙亥の亥はどれも水の五行エネルギーです。

結果、2012年12月5日干支に直すと壬(水)辰年、辛亥(水)月、庚子(水)日と水の五行エネルギーが並ぶ時に亡くなられたのです。

細かくは専門的になりすぎるので、要点のみを説明いたしました。東洋の占術や風水は全て自分に合う五行エネルギーをどう取り入れていくか、自分に合わない五行エネルギーをどう避けてくかを看る学問でもあります。

大きなリズムをつかむことが大切です。