風水気学研究所(御堂龍児事務所)

風水とは、大地を流れる<気>を読み取り、コントロールする技術であり、自然と人間の調和を考える「共生の思想」なのです。

11月

風水鑑定 不思議編2

私の風水不思議編のブログを見た方から、早速、風水鑑定の依頼がありました。

とある地方のマンションにお住いの女性の方からの依頼です。

そこはキッチンの窓から電車の線路が見えます。その線路はくの字型にカーブしているのですが、強く反り返った部分がキッチンの窓から見える景色となっていました。専門的には反弓水路格と呼びます。

風水では玄関前や窓からこのような形の電車の軌道が見えたり、尖ったビルの角、携帯のアンテナ基地などの鋭角な建造物などが見えることを嫌います。このようなものは煞気という悪いエネルギーを発するからです。

この時にさらにこの悪いエネルギーと同調する方位に、例えば貯水槽、汚れた池、墓所、古い祠、石塔などがある時、霊界からの道のようなものが繋がってしまう場合があります。

ご依頼のあったマンションの部屋は、先の線路が西北に見えるのも問題ですが、もう一つ気になることがありました。

それは、鑑定に訪れた時ふとマンションの脇に目をやると、違和感のある古い塚があったことです。

この部屋からだと、北東側になります。

・・・これは困ったな、と直感で感じました。

さて、詳しく風水を看てみると、マンションが完成し入居した時に、電車の線路が見える北西側に流年で五黄が廻ってきており、古い塚のある北東側には七赤金星が廻っていました。

このような場合、線路の煞気が古い塚の方位と繋がり、霊的に良くないエネルギーが家に入り込んでくるケースが時にあるものです。

そこで私は依頼人の方に、慎重に確認してみました。

「この北側の寝室で何か物音がしたりとか、そういったことはありませんか」

すると、依頼人の方は驚いて、「やっぱりそうですか!」と言われました。

北側の寝室を見た時に、ただならぬ陰気な感じを受けましたから予想はしていましたが、入居時に北側には流年で九紫火星が廻っており、塚のある場所七赤と九紫が火尅金の関係(専門的には交戦といいます)。そのような場では、陰の星が全部尅し合い、北の方位に悪い気が集まることとなるのです。結果、霊的な現象が起こってしまうと判断しました。

一番の原因は、このマンションが新築され入居した時期が悪かったこと(新築ですから、他の階の方も同時期に入居している人が多い)、周りの煞気と塚、間取りの関係が変に一致してしまったことでしょう。

実は、そのマンションでは他にも同じ面の階下の人が、何度も怖い顔のおじいさんの幽霊を見たとかで、引越しされたそうです。

また、ある部屋では、お子さんが何もないのに指をさして、おじいさんがいる、と話していたそうです。

その方から困った様子で、どうすればいいでしょうか?と問われました。

方法は二つです。

一つはそこの古い塚を供養すること、もう一つは、引越しすることです、とお話ししました。

実際、供養はいろんな意味でまず難しいでしょうから、その方は引越しをすることに決めました。

引越しするまでの間は、北の寝室を24時間点灯すること、換気をよくすること、西側の窓を開けて換気することを伝えました。

残念ながら電車の線路といい、この塚といい、動かせない部分が多すぎるため、風水的にこの場を改善するには限界があります。

逃げるが勝ちという言葉もありますが、残念ながらこのケースでは、この場から少しでも早く立ち去ることが今後の運を上げる方法となりました。

*内容の一部は、プライバシー保護のため変えてありますことをご了承ください。

 

 

御堂龍児 新刊のお知らせ

風水気学研究所からのお知らせです。

IMG_4887本日、11月25日(火)御堂龍児の新刊「四柱推命大鑑」が発売されました。

本書では用神(ようじん)を取れるようになることを一つの目標としています。用神というのはその人にとっての福禄寿である、幸せな生活や才能、財運、仕事、結婚などを表し、それはその人の生年月日、出生時間を八つの干支に置き換えて五行のエネルギーのバランスから読み取って判断します。

そしてその用神は10年ごとの運の中でも巡ってきますから、運に乗れる時期や注意する時期を判断して自分の運のタイミングを知るのにも役立ちます。

様々な分野の著名人を例題に、初心者の方にもわかりやすく、プロ級の方にとっても新たな判断法の指南書となる1冊です!

出版を記念して、新規講座も開講いたします。ご興味のある方はHPのセミナーのカテゴリーをご覧ください。

以上、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

風水鑑定鑑定 不思議編1

風水の仕事を始めてから随分経ちましたが、その間、いろんな経験をしてきました。
しばらくはそんな話を紹介していきます。
私の風水鑑定は基本的にクライアントさんの自宅まで伺い、その地形や気を看ながら鑑定していきます。
図面だけですと読み取れる情報が限られてきますし、記載されている方位自体が間違えていることも多いからです。

さて、数年前の話。
静岡県のとある町の女性の方に呼ばれ鑑定に伺った時のこと、ご主人が亡くなってから、お仏壇のことが気になるので看てもらいたいとの依頼でした。

風水ではお仏壇や神棚は大事に考えます。
どこにどう配置するか、形や方位を看ていき判断しますが、これは風水の基本中の基本です。
私の講義でもまず、お仏壇や神棚の配置は大事だと教えています。

神棚をただ南だからといって、トイレの前の壁や、エアコンの風があたる前方に配置している人がいますが、南向きが基本であっても、実際に南にこだわって配置してしまうと、逆にマイナスとなり良くない場合も多くあります。
神棚はあくまで清浄な場所で、そして外から入ってくる気の流れを受けられるようにお祀りすることが大事です。
お仏壇はご先祖様を安心してご供養できるように、家の中の静かで安定した場所にお祀りします。
さて静岡のお宅は少し郊外の畑が広がっている田舎町にある、檜造りの立派な風格の家でした。
なかなか立派な建物で、外から見ただけでは風水的に大きな問題があるようには思えませんでした。

そして、鑑定を始めてみると、まず玄関ドアの方位が空亡になっていました。
空亡とは方位のちょうど境目のことで、例えばちょうど東と東南の境目にあり方位がどちらでもない、というような場合をいいます。空っぽという意味となり、良い気が取り込めませんから、こういう場合は玄関を造りかえるしかない、対処法が難しいケースです。

空亡の家は「空」というだけに、見えない世界とも繋がりやすく、ひどい場合には物音がしたり何か見えたりした、などという方もおられます。
しかも悪いことにこの空亡の玄関を入った正面に大きな姿見のミラーが置いてありました。風水では玄関の正面にミラーを置くことは大きなマイナスですが、しかもこの家の場合は空亡の悪いエネルギーを広げてしまう、見えない世界との出口となる配置でした。

次にお仏壇を看ます。
お仏壇を看た時、さすがに声には出しませんでしたが、「何だこのお仏壇は!!」と驚いてしまいました。
お仏壇ではなく、物置と化していて空箱や古い埃のついたお供えもの、たくさんの書類で埋め尽くされていました。

大きな家なので、仏間がちゃんとあるのですが、その周りの空間に沢山の物を置いているのです。
しかも数年間一回も掃除をしていないような雰囲気が漂っていて、かなりマズイ状態でした。
お仏壇は家の根のようなものですから、そこがしっかりと整い安定して、きちんと供養していると、その家は守られ繁栄するよう導かれるものですが、ここまでひどいと逆に、ご先祖様が助けを求めているようでした。
これでは子孫の力が吸い取られてしまいます。

以上のことを看た時点で、確認してみることにしました。
「夜に、屋根の上か天井裏で何か物音などしませんか?」
すると、こちらの奥様が、
「毎日9時ごろに鳥が屋根の上でドンドンやっていますが、他には特にありません」という返事です。
普通、鳥は夜にやってきて屋根をドンドンと物音をたてることはないですね、しかもドンドンというもの音を立てるっていうことは、かなり巨大な鳥が毎日来るということで・・・
私は、あえて霊界云々のことは言わず、それはあまりよくないですね、とだけお話ししました。わざわざ怖がらせるのも良くないですから、その辺はいくら空気が読めない私でも、気を使います。

結局、できる範囲のアドバイスをして、とにかくお仏壇をきれいに片づけて掃除をすること、中も外も清潔に、そして毎朝、温かいお茶とご飯をお供えして、お線香を上げてお参りしてください、と伝えました。
玄関正面のミラーも取り外し、玄関周りもきれいに掃除をして生花を飾るようにアドバイスしました。
玄関の移動は実際、難しいので邪気を入り込ませないように時々邪気除けのお香(私が調合しているお香です)も焚くように言いました。

それから1か月半ほどして先の奥様から連絡が入りました。
夜にうるさかった物音がなくなり、時々不安そうな表情で夢に出てきた亡きご主人が夢に出なくなったというお礼の電話でした。