風水気学研究所(御堂龍児事務所)

風水とは、大地を流れる<気>を読み取り、コントロールする技術であり、自然と人間の調和を考える「共生の思想」なのです。

風水鑑定鑑定 不思議編1

風水鑑定鑑定 不思議編1

風水の仕事を始めてから随分経ちましたが、その間、いろんな経験をしてきました。
しばらくはそんな話を紹介していきます。
私の風水鑑定は基本的にクライアントさんの自宅まで伺い、その地形や気を看ながら鑑定していきます。
図面だけですと読み取れる情報が限られてきますし、記載されている方位自体が間違えていることも多いからです。

さて、数年前の話。
静岡県のとある町の女性の方に呼ばれ鑑定に伺った時のこと、ご主人が亡くなってから、お仏壇のことが気になるので看てもらいたいとの依頼でした。

風水ではお仏壇や神棚は大事に考えます。
どこにどう配置するか、形や方位を看ていき判断しますが、これは風水の基本中の基本です。
私の講義でもまず、お仏壇や神棚の配置は大事だと教えています。

神棚をただ南だからといって、トイレの前の壁や、エアコンの風があたる前方に配置している人がいますが、南向きが基本であっても、実際に南にこだわって配置してしまうと、逆にマイナスとなり良くない場合も多くあります。
神棚はあくまで清浄な場所で、そして外から入ってくる気の流れを受けられるようにお祀りすることが大事です。
お仏壇はご先祖様を安心してご供養できるように、家の中の静かで安定した場所にお祀りします。
さて静岡のお宅は少し郊外の畑が広がっている田舎町にある、檜造りの立派な風格の家でした。
なかなか立派な建物で、外から見ただけでは風水的に大きな問題があるようには思えませんでした。

そして、鑑定を始めてみると、まず玄関ドアの方位が空亡になっていました。
空亡とは方位のちょうど境目のことで、例えばちょうど東と東南の境目にあり方位がどちらでもない、というような場合をいいます。空っぽという意味となり、良い気が取り込めませんから、こういう場合は玄関を造りかえるしかない、対処法が難しいケースです。

空亡の家は「空」というだけに、見えない世界とも繋がりやすく、ひどい場合には物音がしたり何か見えたりした、などという方もおられます。
しかも悪いことにこの空亡の玄関を入った正面に大きな姿見のミラーが置いてありました。風水では玄関の正面にミラーを置くことは大きなマイナスですが、しかもこの家の場合は空亡の悪いエネルギーを広げてしまう、見えない世界との出口となる配置でした。

次にお仏壇を看ます。
お仏壇を看た時、さすがに声には出しませんでしたが、「何だこのお仏壇は!!」と驚いてしまいました。
お仏壇ではなく、物置と化していて空箱や古い埃のついたお供えもの、たくさんの書類で埋め尽くされていました。

大きな家なので、仏間がちゃんとあるのですが、その周りの空間に沢山の物を置いているのです。
しかも数年間一回も掃除をしていないような雰囲気が漂っていて、かなりマズイ状態でした。
お仏壇は家の根のようなものですから、そこがしっかりと整い安定して、きちんと供養していると、その家は守られ繁栄するよう導かれるものですが、ここまでひどいと逆に、ご先祖様が助けを求めているようでした。
これでは子孫の力が吸い取られてしまいます。

以上のことを看た時点で、確認してみることにしました。
「夜に、屋根の上か天井裏で何か物音などしませんか?」
すると、こちらの奥様が、
「毎日9時ごろに鳥が屋根の上でドンドンやっていますが、他には特にありません」という返事です。
普通、鳥は夜にやってきて屋根をドンドンと物音をたてることはないですね、しかもドンドンというもの音を立てるっていうことは、かなり巨大な鳥が毎日来るということで・・・
私は、あえて霊界云々のことは言わず、それはあまりよくないですね、とだけお話ししました。わざわざ怖がらせるのも良くないですから、その辺はいくら空気が読めない私でも、気を使います。

結局、できる範囲のアドバイスをして、とにかくお仏壇をきれいに片づけて掃除をすること、中も外も清潔に、そして毎朝、温かいお茶とご飯をお供えして、お線香を上げてお参りしてください、と伝えました。
玄関正面のミラーも取り外し、玄関周りもきれいに掃除をして生花を飾るようにアドバイスしました。
玄関の移動は実際、難しいので邪気を入り込ませないように時々邪気除けのお香(私が調合しているお香です)も焚くように言いました。

それから1か月半ほどして先の奥様から連絡が入りました。
夜にうるさかった物音がなくなり、時々不安そうな表情で夢に出てきた亡きご主人が夢に出なくなったというお礼の電話でした。

« »