| 新年のご挨拶を申し上げます。 どうぞ本年もよろしくお願いします。
本来は、2012年の全体の流れみたいなことを、年頭にお話しすべきでしょうが、以前に2012年の予測はしてありますので、今回は本年の心構えを話させていきましょう。
今回は少しほかの著書からの話を借りながら、話を進めさせていただきます。 「サバイバーズクラブ ベン・シャーウッド著‖松本剛史訳 講談社インターナショナル刊」にはいくつかおもしろい話が載っていました。本の題名は生き残 りを意味するサバイバーズクラブですから、この時代にはまさにぴったりの本かもしれません。
この本の第六章には幸運を科学するとあって、その一節からです。 リチャード・ワイズマン教授が、ある人が幸運な人間か、それとも不運な人間かを当てることができると、行ったテストです。 テストの人たちに新聞を渡して、全体の紙面の中に写真が何枚あるか数えるというものです。
ものの数秒でその作業を終えてしまう人もいれば、全部に写真を数えるのに二、三分もかかる人がいる、ということです。 写真が何枚あるか数えるというのは、一種の暗示で、実は、新聞の第二面には数えるのをやめなさい、の新聞には43枚の写真があります。と新聞の字の三、四 倍の大きさで、但し書きが書いてあるのです。 問題は、その馬鹿でかい見出しを見落としてしまう人が多い、いうことです。 さらに続けて、数えるのを止めて、この文を見たと実験者に言えば、あなたは250ドルもらえます。と、やはり大きな字でメッセージを載せても気がつかない 人が多い、ということでした。 幸運な人たちは、このチャンスに目を止めて賞金をせしめていくのです。
彼らはある作業をしていても、ほかのチャンスを受け入れる準備ができているからだ、と分析しています。―――この部分が、日常生活でも、生きるか死ぬかの極限状況でも、最後の幸運と呼ばれるものに通じることが多い、と結論を出しています。 まさにその通りで、前しか見れない人は…別の例えでいうと、競馬のレースで馬がつけている目のところだけくり抜いたマスク、ああいうものをつけている状態 がブレです。 競走馬は、余計なものは見ず、何百メートルか先のゴールだけを見つめて、まっすぐに走るように、ああいうマスクをつけられているのです。 そうして、このワイズマン博士の研究結果とマスクをつけられた馬のように、私たちはつい目先の仕事や、今日中に片付けない事、あるいは朝早くから行うミーティングなどのために、普段から競馬の馬のように他のものが見えないように、マスクをあてがわれた状態なのです。 まっすぐにしかものを見ないことは、裏返すと集中力があるということですが、どうやら運をつかむためには、いろいろなことに目を向けることが大事なようで す。 その他にも、いくつかの実験話が載っていますが、結局、神経症的傾向の強い人たちは、あまりにも真面目にものごとを捉え過ぎるために、チャンスを逃しやす い。幸運な人たちは、力まずにゆったりと構えているので、人生の可能性をオープンにうけいれられる、と締めくくっています。
私がお伝えしているタオの世界からのメッセージもまさしくその通りです。 無為自然の境地をイメージしてゆったりと、力まずに頑張りたいものです。
特に今年は、それができる人とできない人との差がはっきりと出る年となってしまうようです!!
皆様にとって、今年一年が良い年となりますように。 |