家の格局と配置法

 

 家というのは、その外観からも部屋の間取りについても、正方形か長方形という四角い形がよく、凸凹の多い形や、時に円形などという形は好ましくありません。

 家宅風水(専門用語で陽宅と言います)を看るときの第一は、大門(いわゆる玄関扉)からですが、その他にトイレ、寝室、台所の位置や形も重要です。

 まず、あなたの家の間取り図で角と角を結んで中心点を出してください。

 次に、その中心点付近、およそ全体の三分の一を区切るように、家の図面に 井 を描いてみてください。

 井 の中心部分は「中宮」と呼びますが、もしその部分にトイレや台所、階段などがあると大変です。

 トイレは家の中の汚れた場所であり、流すところですから、穢い気が家の中に広がってしまうばかりではなく、良い気までもが流れ出てしまいます。

 台所が家の中心にあると、台所は熱を持つ場所ですから、家の中全体がざわざわと落ち着かなくなってきます。子供が落ち着かない、お金のことが原因で夫婦の争いが絶えない‥‥、という様なことが起きてきます。

 階段は家の中での動きが集まるところですから、やはり家の中心に位置していると悪い意味が出てきます。睡眠不足、眠っても疲れが取れない、神経症、手術という意味が出てきます。特に胃の手術、心臓の病気に注意です。

 

 


 個々の説明に移りましょう。次に、その要略をまとめてみましょう。

 

     大門

   門というのは家の顔であり、息をするところですから、いつもきれいにしておくべきです。

   例えば、建物の大きさの割に小さいドアーや低い扉の建物は少ししか息ができないので、発展性に乏しく住人はケチな人が多いものです。一つの家で門が二つ並んでいるのは家庭不和、法律問題、会社内でのいじめ、左遷に遭う、と行った意味が出てきます。会社の場合も先と同じような意味となりますが、家庭不和の意味が上司と部下の不和、会社代表と役員の不和という意味にかわります。

   また、玄関扉を開けてすぐ向こうにベランダが見えたり、床まである掃き出し窓があると、これは気が漏れていくことになります。

 

 

     寝室

   寝室は、心と精神の部屋です。特にベッドや布団の位置は、ぐっすりと寝れるかどうかと影響してきます。

   ベッド、布団の配置で最も注意することは、部屋の壁がわに配置しないということです。この形は専門的に五黄殺とよばれるほど運気が下がっていくものとなります。夜はぐっすりと眠れない、睡眠時間をよくとっても疲れがとれない、最近なぜか注意力が散漫だ、という症状が出てきます。

   ベッドや布団の位置は、寝室のドアーから45度の位置がもっとも落ち着く場所となり、寝る場所を変えてみると先の位置とはその違いがはっきりとわかります。朝の目覚めもぜんぜん違いますし、何よりも仕事のときの集中力が違ってきていることがわかります。

 

   また、最近よくみかけるのは、ベッドの頭の方にパソコンを置いていたり,テレビが置いてあるパターンです。液晶で薄くなって置きやすくなったからでしょうが、液晶面は反射し、鏡を置いているのと同じ格好となって、精神が鏡に映るという意味になって落ちつかなくなります。

   その他にもいろいろと細かい注意点がありますが、詳しくは拙著の『風水招福術•KKロングセラーズ刊』を参考にしてください。 

                         

     台所

   台所は食事を作る部屋ということから、健康面に影響が出てきます。同時に禄米, 食禄という言葉があるように,財運をも意味する場所で家の中ではとても大事な場所となります。会社では経理,会計係の部屋を看ます。 

   台所のドアーとトイレのドアーが向き合っていると、健康面の問題が出てきます(主に胃腸の病気)。

 台所のドアーとキッチンのガス台(コンロ)が一直線上にあると、台所に入ってこようとする気がガス台を冲します。つまり、入ってくる気がガス台にぶつかって、財の気を散らしてしまいます。散在という意味になって、お金が貯まらない、予定していない出費が続くということになってきます。 


 台所が暗い家は,長期的な計画が立てられないことを意味します。したがって、こうい家では収入と支出が合わず貯金も少ないものです。

   

     書斎

 書斎はその人の知性、考え方、思考の部屋ですから仕事運を意味します。時にその人の未来をも意味するとても大事な場所なのです。

 書斎がない人もいますが、そんな方は仕事に対する考えをまとめる場所や計画を立てる場所を決めておくことです。

 書斎の悪い形は、先の台所と同じで書斎のドアーと机が冲することです。計画を練る、予定を立てるという意味があり、集中する部屋ですから、冲によって気が乱されると計画の中断・将来の計画が立たない・上司とうまくいかないなどという意味が出てきます。もちろん長期での財運に響いてきます。

 机の位置は寝室のベッド・布団の配置法と同じです。書斎のドアーから45度の場所に机を配置してください。

 そして、机に座って集中が多い仕事の人は、壁に向くか窓に向いて机の向きを決めてください。企画ごとやいろいろ何かを考えることが多い人は、窓を背にしてドアーの方の壁に向きます。つまり、外から(玄関から)の気を受けるということです。——この配置法は、会社にも共通しています。

 以上、簡単ではありますが、家宅風水の要点について説明してみました。

 このような配置をするときは、形によって気の流れを合わせることが基本となっていて、これを巒頭方とよびます。詳しく看ていくと、その変化は複雑で、とても2、3ページの原稿では話しきれないところがあります。

 いずれ鑑定例をあげながら、追加の説明を加えていきましょう。



地理風水とは何か


風水気学研究所