アメリカの風水
アメリカへは私はまだ二回ほどしか行ったことがなく、代表的な場所しか見たことがありません。 そんな中で、私が見て廻ったアメリカの山はまだ形成されている途中であり、これからさらに変化していき、完全な龍脈と龍穴が出来上がるまでには、五、六〇〇〇年とか、一、二万年というとてつもない時間がかかるなぁ、という印象を持ちました。現時点ではアメリカの風水はまだまだ荒削りなのです。 しかし、ロッキー山脈から流れてきた大地の霊力(パワー)が、この広大な土地の中に流れてきて、いく重にも重なった花が咲くように開く巨大な龍穴の気は、中国大陸でも見たことがないものでした。 その中でも代表的な場所はというと、アリゾナのフェニックスやワイオミングのイエローストーン国立公園そして、ガネット山という標高四二〇二メートルの山、それからその祖山となるグラニット山(標高三九〇一メートル)があげられましょう。 ![]()
こういう場所は、その土地自体が大きく息をしながら、余分な贅肉を落としている時なので、龍脈の形がちょっとイビツなのです。また通常は祖山が高く、龍穴のある山の方がだんだんと低くなってくるのですが、ここでは山脈自体がまだ動いているために、逆となっています。祖山となっているグラニット山の方が低いのです。
例えば標高四一九六メートルを誇るグランドティトン山はイエロー国立公園に隣立し、この山麓自体も一つの国立公園となっていますが、実はこの山は、この辺り一帯の祖山となっていながら、その実、自身が特殊な穴場となっているのです。神秘の龍穴である天上穴″をいくつも懐に抱える仙人の山なのです。 ![]() |